東京マルイ電動サブマシンガン
MAC10
                               2007/12/25 UP
実銃の簡易説明
 1964年にアメリカでゴードン・B・イングラムによって、徹底した軽量化とコスト削減、
 パーツ簡略化によって壊れにくく確実に作動をコンセプトで
開発された。
 実際に壊れにくく整備性の高さから、シールズやSWAT、特殊部隊などに配備され、
 1990年前後まで実戦投入されていたロングセラーモデル。
 コンパクト性を重視しているので、反動の影響で命中性能がいまひとつなのが弱点であった。
 現在でも民間での人気が高く、Mac社は倒産したが他社によって製作が存続されています。

 
 実銃のSPEC

 型名 Mac model10
 全長 295mm / 548mm(ストック伸長時)
 重量 2810g(マガジン未装弾)
 銃身長 146mm
 装弾数 30発
 弾丸 .45 ACP
 連射速度 850〜950発/分
 東京マルイ 電動コンパクトマシンガンのSPEC
(メーカーによる公表値)

 型名 Mac model10
 全長 295mm / 548mm(ストック伸長時)
 重量 1400g(バッテリー含まず)
 銃身長 131mm
 サプレッサー長/重量 285mm/230g
 装弾数 65発
 連射速度 850発/分
 使用バッテリ:マイクロバッテリーEX(7.2V500mAh)
 管理人のインプレ
 2007年11月15日に東京マルイから発売されたMac10(初期ロット)を入手。
 外観の仕上がりはブラストフィニッシュと全体的につや消し処理されているので、
 昔の電動ガンに比べれば良く出来ている。
 弾速は74〜75m前後とVz61とほぼ同じMP7A1より若干低い(2mくらい)。
 集弾はバレル長131mmにしては良い部類に入る。(Vzより3mm長い程度)
 サブマシンガンとしては十分過ぎる性能だと思う。
 専用サプレッサーが付属し発射音の軽減効果は非常に高いが、メカボの打撃音が大きい。
 ボディ部分はプラなのでストックやマガジン差込口などはVzに比べるとガタがある。(※Vzと比べて!!)
 発売される順番がVzと逆ならば良かったかもしれない。
 実銃の実寸は分からないが、きっちりコピーしたのかグリップが太く握りにくい
 (ちなみに管理人は手は指が長くデカイ部類)
 昔のマルゼン製イングラムは多少デフォルメされていたのか握りやすかった。
 Mac10(イングラム)が好きであったので購入したが、
 思い入れがなくVzと迷ってたりするのであればVz.61スコーピオンをオススメ・・・
 拡張性やバレル長、外部バッテリーを考えるとMP7A1だがマガジンにトラブルが多い。
 
 MP7やVz61同様にメカボックス内の部品強度の低さから威力や改造を追求する銃ではない。
 (ピストンとセクターが特に弱い)
 サードパーティ製のカスタムパーツ自体が破損しトラブルの元になってたりするのが現状。
 ライトチューンでも弾速80m後半になるのでレギュレーションが下がった現状では十分使える。
 とりあえず、FET化だけする予定。Vzがまだ未完なのでMacは気が向いたら改造予定(2007/12/24)

Mac10発射動画
(工事中)
 
 
Mac10 弾速データー
Mac10 改造関連のページ
(現在、無改造・・・)
 
 内容

 Mac10本体、専用サウンドサプレッサー、
 ハンドストラップ、65連マガジン1本、
 専用バッテリー1本、専用充電器、BB弾
 のフルセット。
 充電さえすれば、すぐに遊べます。
 
 フロントサイト

 実銃同様にプレス製で左右にサイトガードがある。
 調整機構はなく、シンプルな構造。
 
 リアサイト

 レシーバー後部と一体になっている。
 シンプルの追求の一言に尽きる。
 ハイダー周り

 アウターバレルの材質は金属製で、
 内径もインナーバレルと密着していることから、
 集弾性に貢献している。
 マズル部にライフリングが再現されており、
 付属のマズルツールを
 使用すれば取り外す事が出来る。
 外すとM14逆ネジになっているので、
 逆ネジ使用のサイレンサーも装着可能。
 
 専用サプレッサー

 専用サプレッサーが同梱。
 ネジピッチが独特なので他の銃(14ミリタイプ)には
 使えない。
 サイレンサー自体の消音効果は高い。
 内部は銃口側の途中までがパンチング、
 それ以降は消音材のみで先端まで。
 外装はラバーで再現されている。
 付属の工具で先端が外れるのでメンテ可能。
 
 欲を言えば、VSRのようにバッフル内蔵だと
 もっと良かったかも・・・
 
 専用ハンドストラップ

 フロント部に掛けて装着する。
 グリップの代用として使える。

 ・・・がガチャガチャとウルサイので
 私は外しましたm(-_-)m
 セーフティレバー

 右側面下部、トリガーガード横に付いており、
 右利きであれば片手で操作出来る位置にある。
 スライド式で手前がセーフティオン。
 オンの場合は指に触れるので分かりやすい。
 (右利きの場合)

 セレクターレバー

 左側面に付いており、
 レバーの切り替えはVzに比べると
 スムーズに動く。

 金属製ワイヤータイプストック

 収縮式のリアストック。
 金属製なので剛性も高く、しっかりしている。
 ストック自体は良く出来ている。

 しかし、本体がプラなので伸ばすと
 Vzよりはガタがある。
 コッキングレバー/エジェクションポート
   &HOP UPダイアル


 Vz61とは違いアッパー/ロア共に樹脂製で
 ブラストフィニッシュされている。仕上がりは良いが、
 どうせならこの銃こそダイキャストにして
 欲しかったが銃刀法に抵触するのだろう・・・
 チャジングハンドルは金属性で再現。
 後部にスライドすれば、右側面の排莢ポートも
 連動して可動する。
 排莢ポート内部にHOPの可変ダイアルがある。
 HOPはMP7やG18Cで不具合が多かった
 円形回転とは違う形状になり、
 P90に似た形状の横回転で
 勝手に緩まないようになっている。
 
 
 バッテリー収納部/バレル

 MP7同様にセーフティと連動しているので
 セーフティONでないとピンは押し込めない。
 ピンは抜かずに軽く押すだけで
 マズル部分ごと外れる。
 
 取り出す場合はバッテリー側面のレバーを
 引き出す事でバッテリーが出てきます。

 バレルは従来の真鍮の金色でなく
 ブラックメッキ処理されている。
 性能的には変わらず見た感じを良くしている。

 
 専用バッテリー&充電器

 7.2Vの500mAh。
 充電器も専用の物が付属します。
 充電は2時間でオートカット機能付き。
 (※ピークカットではない。)
 65連マガジン

 ノーマルの65連マガジン。
 89式などから採用されている
 弾上がりの機構を搭載し、
 65発残弾なく発射することが可能。
 外装はスチール製で強度がある。
 外観的要素であるがメカボックス部のみ
 スプリングで下がる。

 ノーマルで65発で十分だが、
 長い割りには65発しか装弾できない。
 100連は無理なのだろうか・・・
 ゼンマイ式はあまり好きではない。

 
 本体側マガジン挿入口

 Vzと比べると若干のガタはある。
 リリース時にキャッチのレバーを
 操作する際にグリップが開くのが
 気になる。(黄色矢印部に隙間)
 
プロサイレンサー・ショートタイプ
 別売りのショートタイプのサイレンサーを
 取り付けてみると、こんな感じ。
 サプレッサー用のネジ部が見えるが
 構造上仕方ない。
 閉所などで取り回しならショート。
 個人的にはこっちが好み♪
スコーピオンとの比較
 同シリーズのVz.61スコーピオンとの比較。
 やはり、ピストルよりのスコーピオンが
 コンパクトであるのは当然である。
 グリップや本体幅の面が大きく違う。