陸上自衛隊 89式小銃 改造&パーツ関連のページ
(2006/07/28 UP)
(2006/11/14 更新)

 2006/07/16時点でのとりあえずの改造。
 問題点の改修が主体で、バネは1Jバネをとりあえず搭載しセクターカットでパワー面はノーマルと同等。
 その他は下記参照。
 
 現在、M100スプリングをカット加工中・・・

(2006/11/14 追記)
 システマ1Jスプリングからオリジナルのスプリングに変更し、シリンダーはライラクスTypeA、
 バレルはノーマルでセクターカット2枚で0.2gで平均弾速96m。
 
自作二石仕様半導体接点機構
89式専用自作二石仕様FETスイッチ
89式スイッチの問題点
 自作二石仕様FETスイッチ

 89式はバースト時のスパークが激しく、
 バーストとセミを多様するとスイッチが焦げる。
 新型のEG1000BTの特性も関与していると
 思われる。銃購入後、バッテリー1本程度の使用で
 左の写真のように、すでに焦げ始めの症状がある。
 従来の銅板と違い欠落はしにくいが、
 明らかに通電効率の性能ダウンする。
 接点グリスを塗るという方法もあるが、
 根本的な解決にならないので、
 管理人はスイッチでなくFETで動力を
 コントロールするようにした。
 グリスを硬くするか、バネレートを上げて、
 サイクルのバランスを取れば、バースト機構への
 負荷も少なく、バーストも普通に使用出来る。
 今回は電線も太い物は使用していない。
 もちろんヒューズは必要ないので付けてない。
 
 
セクターギア1枚カット
89式のセクターギアの削れ
 分解した際にピストンと干渉していた部分だけ
 をカットしました。
 従来の電動ガン同様にピストン側もカット。
 ZAPPEDやパンチ力のあるバッテリーを
 使用するならば対策したほうが無難。


 (2006/11/14 追記)
 システマの1Jスプリングからオリジナルスプリング
 に変更に伴い、さらに1枚カットし計2枚カット。

 システマM100スプリングの場合は3枚カットで
 0.2gで1J前後になる。
 注:バレル等のパーツと組み合わせると
 1Jをオーバーする恐れあり。
 実験では0.2gで銃口計測102m。
加工後のセクターギア
89式のピストンの削れ
 ピストンの干渉部分と加工

 銃本体はノーマルの使用でもピストンが
 ギアに干渉している。
 バッテリーの種類にもよるが、
 ノーマルでも壊れるよという見本。
 グリスにギアの削れカスが付着している。
 画像では分かり難いですが削れはじめています。
 従来の電動ガン同様に後部をカットすることで対処。
 
 今回はピストンはノーマルを使用。
 ピストンヘッドはライラクスのベアリング付きPOM
 を使用しました。
 セクターチップ

 ハイサイにしないし、給弾不良もないので
 ハッキリ言えば必要ないと思う(^_~;)
 家にVer2用があったので、とりあえず付けただけ・・・
 
自作89式専用ソルボセイン緩衝材
89式専用ソルボセイン緩衝材  
 発射時の打撃音がうるさいので緩衝材を
 ソルボに変更したが・・・
 うるさい原因はハイダーだった!!
 89式はノズルの位置が微妙に下方に
 偏心されているので採寸し自作。
 サイレンサーと併用すれば消音効果を向上する。
 本来は打撃の衝撃を横方向に拡散し、
 メカボックスの破損を防止する為に使用する
 のが正解。
 ソルボは防弾チョッキなどにも使用されている素材。
 東急ハンズで入手可能。
 ソフトは破損が早いので、管理人はハードを使用。
 (店によってはハードは取り寄せ扱い)

その他メカボックス内部関連
89式Ver8メカボとメタル軸受け

 軸受けをライラクスのメタル軸受け(Ver2)に
 変更し、レール部は1500番の耐水ペーパーで軽く
 慣らしてあります。
 シリンダー部等にバリが多かったのでバリ取り処理。
 ネジ部は最初からミリネジなので
 加工する必要はないです。
 組み付け時に、各ギアのシム調整しました。
 Ver8は従来の銃と違いシム圧が変わっています。
 ノーマルは0.3mmと0.5mmで構成されています。

 シム調整はしないほうが回転効率は良い。
 私は意図的にシムを追加し効率を落とした。
 各ギアの下側に0.1mmを1枚追加。
 
 その他に各ギアを面取り処理しました。
 
89式Ver8スプリングガイド  Ver8スプリングガイド

 Ver8のスプリングガイドはVer2とは形状が違う。
 2006年7月時点では専用の物が
 発売されていないので、今回はVer2用の物で
 代用しました。
 一応、問題なく動作してます。
ライラクス Ver2用スプリングガイド
左面カスタムセレクター(マルイ純正オプションパーツ) 2006/08/10 UP
89式用左面セレクターレバー  実銃において、自衛隊を海外派遣に際し、
 操作面の難点であるセレクターの
 操作面を改善する為のパーツ。

 電動ガン用においてはピンはダミーで再現されている。
 これを付けることで操作性が上がる筈なのだが、
 実際は「ア」→「レ」は、片手で銃を持って
 操作出来るが、三点バーストまでは回せない。
 左手で変えろということだろうが、
 M16系と比べると操作性は非常に悪い。
 マルイが悪い訳ではなく実銃の構造が悪いのである。
 右面セレクターと取り付け角度も違う為、
 右手親指で届かないのである。
 セミ(単射)にいたっては真上に向く。
 ないよりはマシか・・・

 (2007/02/21 追記)
 右手のみで操作する場合、
 ア→レは左のセレクターを使用。
 レ→3→タは右のセレクターを使うと操作しやすい。
89式用左面セレクターレバーの取り付け
 取り付け

 取り付けは至って簡単。
 付属の六角レンチを使用し、
 ノーマルの指標のネジを緩め外し、
 内部の溝に合わせセレクターを取り付けし、
 付属のネジで固定するだけ。
89式用左面セレクターレバー 安全時 89式用左面セレクターレバー 連射時(フル) 89式用左面セレクターレバー 3点バースト時 89式用左面セレクターレバー 単射時(セミ)
スコープマウントベース(マルイ純正オプションパーツ) 2006/08/10 UP
89式用スコープマウントベース  取り付け

 取り付けは銃本体を分解することなく、
 取り付け可能。
 下図の赤枠部に部品で挟み込んで固定する。
 Tascoの実銃用とは形状も取り付け方法も違う。
 もちろん、実銃用は使えない。
 試しにドットサイトを搭載してみた。
 実銃はTascoのMD−33だが、
 高いので今回はSUSの物を使用した。
 ゲームで使うならば、パチ物のCOMPを積む。
 スコープを付ける場合は、
 リアサイトに干渉する為、別途ハイマウント
 が必要になる。

 
89式用スコープマウントベース 89式用スコープマウントベース取り付け部
89式用スコープマウントベース
89式ドットサイト取り付け例
89式ドットサイト取り付け例
H-HOP 2006/11/14 UP
H−HOP
 H−HOP/Big Out製

 名前のとおり、HOPに関連したパーツ。
 取り付けはノーマルのゴム製HOPパッキン
 と入れ替えるだけ。
 ノーマルは上面から一点でHOPをかけるので、
 安定していない場合はフレアの原因になる。
 H形状で左右から2点でHOPをかけるので
 直進性が上がる。
 小さな部品ではあるが命中精度の効果は
 体感出来るほど良くなる。
 2種類付属するが説明書に仕様に関する記載はない。
 HP上には記載してある。↓
 http://www.big-out.jp/
 黒は標準タイプ、
 白はロングバレル(363mm以上)や初速の90m/sec以上
 だそうだ。
H−HOPの89式への取り付け
 89式への取り付け

 89式への取り付けは銃身を取り出し、
 (アウターの分解はしなくてOK)
 チャンバー後部を左図番号順に外して、
 5のパッキンと入れ替えるだけ。
  
 管理人の銃は弾速96mなので白を使用した。
 再調整が必ず必要でノーマル時より強めに
 (HOPをかける方向に)
 ダイヤルを回さないとポロ玉の原因になる。
 ゆえにダイアルの完全OFF位置には出来ない。
H−HOP
スプリング 2006/11/14 UP
Mad Factoryオリジナルスプリング  Mad Factoryオリジナルスプリング

 バネ屋さんに別注で製作してもらった完全オリジナル。
 ステンレス製で手巻き不等ピッチ。
 バネレートはシステマなら1J以上でM100未満。