マルイ P90 カスタム&パーツ関連
P90 ちょっとハイサイカスタム

 本来はノーマルベースで、パワー0.98J以内での「ちょっとハイサイ」にする予定で組み始めた筈だった・・・
 強化ギヤに手を出し、セクターカットしていくうちにノーマルのピストンが飛んでしまい、
 強化ピストンに・・・、じゃあ、どうせならとモーターを換えて泥沼状態に落ち入ってしまった。
 2006年9月現在、電動マガジンまで完成していない為、給弾不良の出ないレベルで
 安定動作し耐久性を考えたセッティング。サイクルは12Vで秒27発前後。9.6Vで24発前後になっている。
 秒40発なんて当たり前の世の中で27発はたいした事はない。
 ゲームで使うのであれば、これぐらいがトラブルもなくベストなセッティングだと思う。
 弊害として、セミが効かず2発発射になる。
 実際、あと2枚、セクターカット出来るマージンはあるので、さらに速くすることも可能であるが、
 管理人自身は、これで十分満足なので、あとは電動マガジンと
 通電効率などの細かな改修だけが残った課題。
 この状態でも比較的軽く、バランスも良いのでステアーよりも格段に扱い易い。
 マガジンチェンジなどにこだわるリアル思考人間には嫌われるであろう銃。
 ゲームでは、敵で機動力のある人間(若手)が持つと大変やっかい・・・
 発射音も聞こえにくいので、敵にはしたくない。
 爽快に弾幕を張り、さらにブッシュも貫ける!!しかし弾代も1分間で500発プラス!! 
 (2006/09/07 UP)
 
発射動画
↑クリック(約2MB)
 2006/09/06 現在の仕様

 スプリング:
システマ/ M100
 
スプリングガイド:ライラクス/Ver2&6用
 
ピストン:ライラクス/強化ピストン軽量化加工
 ピストンヘッド:ライラクス/POM
 シリンダー:ライラクス/タイプE
 シリンダーヘッド:ノーマル改(緩衝材/ソルボ)

 ノズル:ライラクス/シーリングノズルP90用
 ギア:ライラクス/ハイスピード
     (セクター4枚カット加工)
 逆転防止ラッチ:ライラクス/Ver6用強化
 軸受け:ライラクス/Ver6用シンタードアロイメタル
 モーター:イーグル1300L
 給弾改善:セクターチップVer6用
 
マガジン:ライラクス/P90BOXマガジン
マガジン
P90 ボックスマガジン
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P90 ボックスマガジン バッテリー搭載部
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P90 ボックスマガジン 装弾部
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 ライラクス/P90BOXマガジン

 このBOXマガジンに変更することで、
 ノーマルマガジンの搭載位置にラージバッテリーを
 スマートに搭載出来るようになる。
 マガジン自体はM16用のマガジンを使用し、
 300連マガジンを使えば、装弾約1500発。
 給弾は上部の蓋を開ける。
 電動化出来れば最強になる。
 1500連で使用しない場合はM16マガジン
 を携行すれば、ノーマルよりもマガジンチェンジ
 しやすく、M16のマガジンがあれば買わなくて済む
 メリットもある。
 バッテリーに被せる黒いゴムカバーが付属し、
 ベルト(マジック)でバッテリーを固定する。
 あと、延長用の電線が付属する。
 (管理人は電線は自作した)

 電動マガジンは後日、自作予定・・・
P90 ボックスマガジン バッテリー接合部
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バッテリー
9.6V GP2200バッテリー
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 9.6VGP2200(Ni−mh)

 12Vで耐久面をテストしたが、あえて9.6Vを選択。
 サイズも8.4Vラージよりも小さい。
 最近のニッケル水素バッテリーの容量は、
 3700や4000なんて当たり前にあるが、
 実際2200でも十分に持つし、
 最近のニッケル水素は瞬発力もある。
 3000以上になれば、充放電の設定/管理が面倒
 でもあり、価格も高い。
 管理人はガン用の物ではなく、
 ラジコン飛行機用を使用。(1500円くらい安い)
 秒30以上を目指すのであれば12V等を積めば良い。
 その代わり他のパーツ、モーターへの負荷も多く、
 トラブル及びメンテの頻度も増える。
 
バッテリーの比較
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モーター
イーグル ハマー1300L
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 イーグル/1300L

 モーターは選択肢が少ないが、
 内部のローター周りの仕上げの良さ、
 バランスの良さからイーグルの1300Lを選択。
 実際、慣らしの段階で分かる位にブレがない。
 同社1100Lと比較しても歴然に違う。
 システマのスーパートルクは銃の性能自体は上がるが、
 巻きが荒く仕上げも悪い、そして、ピニオンにも
 不安があったので、耐久面を考えて却下。
 値段は1000円ほど高いが、
 後々の寿命等を考えてイーグルを選択した。
 パワーとスピードと引き換えに燃費は悪い。
 ノーマルと違い分解出来るのでメンテナンスし易く、
 ブラシやピニオン等もアフターパーツで手に入る。
 特にM4等の場合は、16ゲージクラスの
 電線に変えないと性能は発揮しないし、ヒューズも飛ぶ。
 ポン付け君には不向きなモーターでもある。
 管理人は人間及び銃もヒューズレスなので関係ないが・・・
 
FETスイッチ&配線関連
P90用自作FET2石仕様スイッチデバイス
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 自作FETスイッチ

 お約束の自作FETスイッチ。
 秒40以上の銃で問題ないので、
 秒27など全く問題ない。

 分解と他の銃にモーターを積み替える可能性が
 あるので、モーター端子を使ってますが、
 効率を上げるのであればハンダ付けのが良い。
 P90はスペースがあるのでラジコン用の
 金メッキのタワー?でも付きそう?・・・

 
自作延長コード
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 テフロン銀メッキ線

 配線はFET側も含めて、
 すべてテフロン銀メッキ線。
 通電効率はシリコンの16ゲージより若干良い。

 P90BOXマガジンのバッテリー側への配線は、
 ドリルで穴開けし、内部メカボックス側面
 を通るように加工。
 レシーバー接合部を削って配線を左側面から
 取り出ししています。
 配線が銀色で目立つのと、保護の為に収縮チューブ
 でカバー。こういった部分にはシリコン線では被服
 が破れやすい為、テフロンの方が強度があり最適。
 内部も2Pコネクターで分割出来るようにしてあるので、
 ミニバッテリーも使用可能。
 ヨーロピアンコネクターの方が通電効率は良いのですが、
 今回、製作時に手に入らなかったので、
 仕方なく2Pにした。
自作延長コード後部
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メカボックス関連
メカボのミリネジ化
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 ミリネジ加工

 最近の電動ガン(M14、89式等)は最初からミリネジ
 になっているので加工の必要はないが、
 旧来のメカボックスはタッピングネジなので、
 3mmタップを使ってネジを切り直しました。
 ミリネジ化することでメカボックスをキッチリと
 止めることが出切る。
 ステンレスなどのネジに変え、強度を上げる事で、
 メカボの開き対策にもなる。
 ネジが硬くなるので、締め付けすぎると
 メカボックス側がナメるので注意が必要。

メカボの研磨とメタル軸受け
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 メカボックスレール部等研磨と軸受け

 ピストンが通るレール部、先端の角をリューター
 で軽く落とし、レール部は耐水ペーパーで
 ガタがでないように軽く磨き、コンパウンドで
 磨いて、洗浄しています。
 その他にタペットが接触する部分もバリ取りし
 磨いてます。
 軸受けはライラクス/Ver6用シンタードアロイ
 メタル軸受け。
 Ver6は加工しなければベアリングを使用出来ない。
 管理人はメタル派。オープンホールベアリングは、
 頻繁にメンテしないとトラブルの元になるので使用しない。
 
ステンレス製 ストッパーレール
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 ステンレス製 ストッパーレール

 ノーマルのストッパーレールは非常に柔らかく、
 爪部が開きやすい為、剛性が低い。
 システマのVer6用のステンレス製に変更。
 ノーマルよりシビアに作られているので、
 メカボックスもキッチり閉まるようになる。
 取り付け時は少し硬いが、
 安価で剛性が上がる効果的なパーツ。
 
Ver6用自作ソルボセイン緩衝材
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 シリンダーヘッドの緩衝材変更と加工

 シリンダヘッドはノーマルを使用し、
 外側部分とセンターの突起部分を若干
 削っています。
 緩衝材はノーマルのゴムを剥がし、
 ソルボセインに変更。
 今回も形を合わせて自作。
 サイクルが速くなるので打撃によるメカボックスへの
 負担を軽減する。
ライラクス POMピストンヘッド  ライラクス/ピストンヘッドPOM

 ハイサイはスピードが速く往復回数が多いことから、
 シリンダーに傷が付きにくいPOMを使用。
 管理人はハイサイに関係なくPOMだが・・・
 POMでも十分にコンプレッションはかかる
 間違ってもアルミは使ってはいけない。
 シリンダに縦傷がたくさん付くことになる。
 アルミ(メタル系)はトラブルでロックなどした際の
 ダメージが非常に大きい。経験済・・・

ライラクス ハードピストン
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 ライラクス/ハードピストン
           加工&軽量化


 ノーマルより強度が高いピストン。
 ノーマルは金属歯が1枚に対し、
 ライラクス製7枚になっている。
 今回は、ロック対策の為、ギアの後部を2枚カット。
 ノーマルよりも重いので、もちろん肉抜き軽量化した。

 
 本当は、強度が高い「スーパーコアピストン」が
 ほしかったのですが、手に入らなかったので
 今回はこれにした。
 秒30以上とかを目指す人は「スーパーコアピストン」
 の方がオススメ!
ライラクス ハードピストン軽量化
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ライラクス ハードギア ハイスピード
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 ライラクス/ハードギア
           ハイスピードタイプ


 ノーマルより強度があり、最初からラッチ歯が5枚。
 ギアは平歯で、ギア比はノーマルより
 若干ではるがスピードが速くなる。

 ギアの選択は、ライラクスかシステマが無難。
 秒25前後までならノーマルでもいいかも・・・
 某ハイ○ロは、ハイコストのわりに
 すぐにスパーが欠けるので論外。
セクターカット画像
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 今回はセクターカット3枚からスタートし、
 M100のスプリングで1Jをオーバーした為、
 最終的に4枚カットしました。(弾速96〜97m)
 さらに速くするのであれば、後2枚カット出来ます。
 もちろんパワーは下がりますが・・・
 
 その他にシム調整とギアの角を若干落とし、
 最後慣らしをしてから洗浄しました。
Ver6用セクターチップ
 Big−Out製セクターチップVer6用

 だいたい秒23を過ぎたあたりから、給弾不良が
 出始めた為、セクターチップを付けて、
 タペットの後退時間を長くしました。
 左図の赤線部の分、プレートが長く下がります。

 取り付け時に少しキツかったので、
 若干削ってから、万力で圧入しました。
Ver6用セクターチップ取付け例
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ライラクス ハード逆転防止ラッチ
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 ライラクス/ハード逆転防止ラッチ

 別にノーマルでも不具合はなかったが、
 ギアも硬くなったので、とりあえず付けてみた。
ライラクス シーリングノズル P90用
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 ライラクス/シーリングノズルP90用

 製作過程で1Jスプリングに変更した際に
 気密性を上げる為に使用した。
 POMで出来ているのでノーマルより強度もある。
 弾速計で効果が出るほどの差はなかった・・・
 
 左図は左がノーマル、右がライラクス
 ノーマルは若干削れかけている。
バレル関連
P90とM4のノーマルバレル長さ比較
 M4用ノーマルバレル

 1Jバネで製作する予定だったので、弾速を稼ぐ為
 長くし、そのまま採用。
 P90が247mmに対し、M4は363mmで
 116mm程長い。
 長くなった分、弾速UP、静音化及びグルーピング
 にも効果が高かった。
 万が一の給弾不良を考えて、マージンのある
 ノーマルバレルを選択した。
 チャンバーパッキンも、もちろんノーマルである。
 
P90装着時画像(M4バレル)
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サイレンサー
CAW モスサイレンサー
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 CAW製/モスサイレンサー40Φ22cm

 ガンショップのワゴンセールで1800円と安かった。
 ただそれだけ・・・
 「ボスッ」って感じの低音の発射音になる。
 消音効果はイマイチに感じるが、
 40Φなのに非常に軽い。
 取り回し重視のP90には良い感じ♪
ダットサイト
軽量ダットサイト
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 以前に中古で買った銃に付いていたダットサイト。
 フロンティアか、どっか廉価サイトだと思う。
 光量は7段階調整。マウントリングを使用せず
 取り付け可能な為、非常に軽い。
 2倍のコンバーターが付いている。
 バトラーキャップはOBJ側に合うサイズがないので、
 どちらもEYE側を付けてみた。